2017年5月13日 10:22

管理職は指導力のある人

「債権回収流ビジネスコーチ」ヒューマンパワー・リサーチ代表の森 真一です。

管理職のマネジメント研修でお話ししているメッセージをお伝えします。

これは、私の著書「管理職に贈る100のメッセージ」から引用しているものです。

あなたは、部下指導が得意ですか?

管理職にとって部下指導は大変重要な仕事です。

太平洋戦争時の連合艦隊司令長官「山本五十六(いそろく)元帥」の部下指導に関する有名な言葉があります。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」

つまり、①手本を示す、②説明する、③実務をやらせる、④上手くできたら褒める。

このように指導しないと人は動かないと言っています。

太平洋戦争は、今から約70年前に開戦しました。

つまり、約70年以上前から部下指導には、きちんとしたセオリーがあったわけです。

新入社員を「新人類」とか「宇宙人」、さらに「ゆとり世代」とか呼びますが、いつの時代にもジェネレーションギャップはあります。

「最近の若い者は辛抱が足りない」とか「指示を待っているだけで自分から動かない」と嘆いている管理職の話しをよく耳にします。

けれども、悪いのは部下だけでしょうか。

もしかしたら、管理職の指導力にも問題があるのかもしれませんね。

さあ、今日から指導力のある人になりましょう。