[カルチャバトンの会] 世阿弥のことばから社会を勝ち抜く戦術を学ぶ

このセミナーで学べること

「何を変え、何を守っているのか」

日本に永く伝わる文化の継承者をゲストに迎え
日本文化の素晴らしさを参加者の皆様とともに学ぶ
「カルチャバトンの会」も、第5回目を迎えることとなりました。

第5回のテーマは”能”です。

能を楽しむために押さえておくべき基本的な知識から、
世阿弥が残した「風姿花伝」をテーマに対談を行います。

ゲストは、能楽観世流シテ方の片山 伸吾 氏。

「風姿花伝」の作者である世阿弥は、
「観世座」の劇団の存続のためにはどうしたらいいかを考え、
役者の修行方法から、いかにライバル劇団に勝ち観客の興味をひくにはどうすべきかに至まで
後継者に託すための具体的なアドバイスを記していました。

観客との関係、人気との関係、組織との関係など複雑に絡みあう条件の中でも、
どのように己の芸を全うするかを書物を通じて伝えており、
その教えは時を経ても、色あせていません。

今回は、片山氏との対談を通して、
「能」を「ビジネス」、「観客」を「マーケット」、「人気」を「業績、評価」とした、
社会を勝ち抜く戦術を能の世界から学んでいきます。


[開催概要]

［日時］　　　　 平成26年8月21日(木)18時45受付／19時00分開始 21時00分閉演　　
［会費］　　　　 ICPA会員2,000円／一般3,000円
［会場］　　　　 アットビジネスセンター東口駅前　403号室
［開催］ 　一般社団法人　国際教養振興協会
　　　　　　　　　株式会社　VALCREATION

【ゲストプロフィール】

能楽観世流シテ方／京都創生座座長　
片山 伸吾

観世流能楽師準職分。幼少より、父・慶次郎及び人間国宝片山幽雪に稽古を受ける。
昭和５１年、能「岩船」にて初シテを勤める。以来「石橋」「乱」「道成寺」「望月」
「三輪・白式神神楽」「隅田川」「安宅」「翁」等を披く。
能を始めとした古典芸能全般の勉強会『花習塾』を主宰し、
能にまつわる様々なテーマを切り口として、伝統芸能や生活の根底にある
日本文化の魅力を紹介するという新しい試みに挑んでいる。