江上いずみ

おもてなしの達人

CAとして30年以上勤務した“おもてなし”のプロとして大学や官公庁、企業、医療機関、介護施設などで「グローバルマナーとおもてなしの心」などの講演を手がけるほか、オリンピック・パラリンピック教育担当講師として、全国の小中高等学校で「おもてなしの心」を教える。年間講演数200回以上。

筑波大学附属高等学校を経て、慶應義塾大学法学部法律学科卒業。

1984年、日本航空株式会社に入社し、客室乗務員として国際線・国内線を乗務。

1987年10月、皇太子殿下・美智子妃殿下特別便(ボストン・ワシントン・ニューヨーク)担当乗務員に選出されて同行。帰国後、東宮御所にて殿下・妃殿下に拝謁。

機内アナウンスには定評があり、JALの機内アナウンスを指導するPA(Public Announcement)クリニック創設者でもある。

先任客室乗務員昇格後は、客室責任者として「お客さま一人ひとりに細かい配慮と心づかいを」という「おもてなしの心」を先任ポリシーに掲げて後進の指導育成にあたり、18,525時間を乗務。

機内サービスへのお客さまからの褒詞により、CS部長表彰、本部長表彰などを多数受賞。

2013年、30年間勤務した日本航空株式会社を退社し、同年11月Global Manner Springs を設立。

2015年、筑波大学客員教授に就任。「おもてなし学」の構築に取り組む。

著書に、『JAL接客の達人が教える幸せマナーとおもてなしの基本』(海竜社)がある。