一極集中続く東京  

 東京への一極集中の流れが止まりません。

総務省によると、最新の国勢調査(2015年)で東京都の人口は1351万人。全国の10.7%を占めています。
 
東京に神奈川、千葉、埼玉の3県を加えた首都圏では、3613万人にも上り、全国の28%を占めています。
 
5年前の前回調査より51万人増。
これは一つの地方中核都市が消滅して、丸ごと首都圏に移るという膨張ぶりを意味し、4人に1人が首都圏に住んでいることになります。
 
政府が勧める「一極集中の是正」「地方創生」とはまったく真逆の流れ。
2度目の開催となる2020年東京五輪に向けた熱気や、民間の大規模再開発も目白押しです。
今後もヒト、モノ、カネの東京集中は止まりそうもありません。
 
さらに東京都の人口の70%、920万人が23区といわれる区部に住んでいます。
人口過密の都内でも23区はさらに過密、人で溢れていることを示しています。
 
当然、住居への関心は高く、旺盛なマンション需要を支える背景ともなっています。
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