2014年プリツカー賞に紙の建築家の坂茂氏が受賞、2年連続の日本人受賞

「建築界のノーベル賞」とも呼ばれ、毎年優れた建築家に授与される米プリツカー賞に、日本人建築家の坂茂氏が選ばれた事がわかった。日本人の受賞は丹下健三氏や安藤忠雄氏らに続き7人目で、2013年の伊東豊雄氏に続いて6回目となる。

家結びプリツカー賞 公式HP

坂茂氏の災害支援活動

坂茂氏は、紙管や紙などの環境に優しい建材を用いた「紙の建築」としても知られており、人々がエコロジーとか環境問題について騒ぎ始めるよりもずっと前から、長年取り組んでいた。紙管が建物の構造体として使えるとわかると、ハイチやルワンダ、そして日本など世界の被災地や難民キャンプで仮設住宅や復興住宅をつくり、災害支援活動に尽力した。

坂茂氏のTED動画

動画:紙で出来た避難所|坂茂