フリーペーパーの小さな広告枠へ出稿した時の反響を劇的に改善する方法

 一般消費者に向けて商品やサービスを提供す際に、フリーペーパーの広告枠は有力な集客ツールと言えます。ただし、ウン十万、ウン百万も広告枠に予算を割けず、小さな広告枠しか抑えられないならば、決められた型の中でPRを行うしかありません。では、決められた型の中でどんな施策を打てば反響が出るようになるのか?島倉さんが解説してくださいます。

フリーペーパーの効果はわかるが予算が無い…


 フリーペーパーは私達の日常、至るところで配布されています。

 都心のほうだと駅の棚に常設されてますし、地方に行くと地方版のフリーペーパーが各家庭に配られています。

 一般消費者に向けて商品やサービスを提供する時は、このフリーペーパーが結構有力な集客ツールになりますよね。

 広告の出稿枠で1ページ取れたりすると、比較的自由にレイアウトが組めて、反響を取るための色んな施策を打てます。

 ただ、殆どの方は、ウン十万、ウン百万も広告にお金を割けない、小さな広告枠にしか出稿出来ないのが現実だったりすると思います。

 そこで今回は、「フリーペーパーの小さな枠で集客する最強の方法」をご紹介したいと思います。

小さな広告枠で反響を決めるのはキャッチコピー


 小さな広告枠はフリーペーパーの運営側も、なるべく効率的に広告をハメていきたいと考えていますから、だいたい型が決められています。

 以下のような感じですね。

節約社長

 写真が左にあって、右にキャッチコピー、短い紹介文、連絡先があるというものです。

 この型自体を、面白おかしく変えることは出来ないんですけれども、ある部分に注力することで反響を変えることは可能です。

 注力するべき部分とは、キャッチコピーです。

 というよりも、フリーペーパーに広告を出した時に、反響を取れるか取れないかは、ほぼほぼキャッチコピーで決まります。

どんなキャッチコピーを打てば反響が出るの?


 では、どんなキャッチコピーを作るべきかというと、「ターゲットを絞った」キャッチコピーを作ってください。

 たとえば、リフォーム会社さんとかって地域版のフリーペーパー見ると、沢山広告を出していると思うんですけれど、「キッチン、水回り、エクステリアなんでもおまかせください!」ってキャッチコピーが殆どです。

 そこでこちらは、たとえば水回りを狙うのであれば、水回りではまだ狭いですから、「ユニットバスの排水口詰まりを一発解消!」みたいな感じですね。

 あとは接骨院さんでしたら、「40代以上で更年期の肩こりにお悩みならば、当店におまかせください。」というふうにします。

 他の接骨院や整体院さんはみんな、「肩こり・腰痛ならおまかせください。」ですからね。

 実際にこれは私のお客様にやってもらっているんですが、これまでゼロ件だった反響が月に数件くるようになったという事例がとても多いです。

 なぜ、ターゲットを絞ったほうが良いかと言うと、欲しいものがある、悩みを解決したいという人が、ドンピシャで来てくれるので、きちんとサービスを施せば、チラシを見て初回に訪れて以降、再訪率も高くなるからです。

 特典とか付けられればなおベターですが、どこも似通った無いようになって差別化が難しいですから、特典のみに頼った広告は厳禁です。

 フリーペーパーの小さな広告枠は、ぜひターゲットを絞ったキャッチコピーで勝負してください。


 
(執筆者:島倉大輔)

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