貧乏社長か金持ち社長かを知りたければお金を支払う時の態度を見ろ
貧乏な社長は出ていくお金に対して、「なぜ出ていくのか」と憤り、お金に対して失礼な態度を示します。対して、金持ち社長は、会社が取引先にお金を支払う時、自分で何か商品を買う時に満足の表情を浮かべます。なぜ、両者にこのような違いが生まれるのでしょうか?
貧乏社長と金持ち社長は支出時の態度が違う
これまで経営コンサル事業で、1,600社以上の社長さんとお会いしてきました。
貧乏社長さん、金持ち社長さん、どちらともお会いしてきました。
やはり、これだけ多くの社長さん達とお会いしていると、両者の決定的な違いというものがはっきりと、一発でわかるようになります。
両者がお金を支払う時の態度が全く違うのです。
貧乏社長はお金の支出時に落胆した表情になる
貧乏な社長さん、売上が上がってない会社の社長さんは、お金を出すという行為に対して神経質です。
このような社長さんは、会社が取引先にお金を支払う時、自分で何か商品を買う時に、がっかり、落胆した表情をされます。
なぜなら、その支出のほとんどが、単純な浪費、効果の無い支出ばかりだからです。
出ていくお金に対して、「なぜ出ていくのか」と憤って執着し、お金に対して失礼な態度をしますから、お金も戻ってきません。
支出するのが怖くなって、どんどん内部留保にばかり意識が行くようになり、新しいことに何もチャレンジしなくなります。
金持ち社長は支出時にお金と支出相手に感謝の表情を浮かべる
対して、金持ち社長さん、利益の出ている会社の社長さんは、会社が取引先にお金を支払う時、自分で何か商品を買う時に、満足した表情をされます。
なぜなら、その支出のほとんどが、将来への投資、効果的な支出であることを知っているからです。
出来ていくお金に対して、「お金さん、うちのために働いてくれてありがとう」「こんなサービスを提供してくれてありがとう」と、お金と、支払う相手に対して感謝の態度を示しますから、お金も喜んで返ってきます。
良い支出することに対して前向きであり、前向きな投資を繰り返し、新しいことにどんどんチャレンジし、失敗しても、更にチャレンジします。
お金に対して失礼な態度をとっていないか!?
経営の根幹は、お金を循環させることです。
自分の会社が効果的な支出、最高の投資を行うことは、お金に感謝することであり、支払う相手を富ませる行為でもあります。
お金に感謝してこそ、自分のところにお金は戻ってくるのです。
それは、血液の循環している血管はどんどん太くなり良い血を流し、血液の循環してない血管はどんどん細くなり悪い血しか流さないのと同じ話です。
あなたは普段、どんな顔をしてお金を支出していますか?
もし、「なんでお金が出ていくんだ」と思うような支出ばかりなら、それは自分のあり方、会社の事業を見直す機会かもしれませんよ。
(執筆者:島倉大輔)