誰からも「仕事の出来る人」と認められるようになる2つの方法

 世の中には仕事が沢山余っています。ただし、「やれる人がいない」から、みんな仕事を振らないだけです。つまり、他者に「できる人」と思ってもらえれば仕事がわんさか入ってくるので、そういう人は起業しても成功します。そこでキミアキ先生が、誰からも「仕事の出来る人」と認められるようになる2つの方法を教えてくれます。

「仕事のできる人」と他者に思われる人は起業できる


 今日は仕事が「できる」と思わせる人にまずはなって、他者に「できる」と思わせて、その能力をいつの間にか身につけて、自然と「あいつ仕事ができるよなぁ」という評価を受けるような人になりましょう、という話です。

 なんのために「仕事ができる人」というふうに思わせるかというと、「仕事ができる人」というふうに思っていただけるようになると起業できます!

 そのかわり、今はねぇホント仕事自体が余っているんですよ。

 それが「やれない」「やれる人がいない」ということで、みんなが結構困っている現実がありますから、まずは仕事が「できる!」と思わせて、それからできる人になって、そして起業しましょう!という話です。

「仕事のできる人」と他人に思わせる方法1:報連相をしっかり実践する


 実際に起業開業すると、本当に毎日毎日がテストの毎日でして、特に我々のように中小零細企業の社長さんを相手にしていますと、テストもかなり厳しいんですよ(笑)。

 まずは志からテストされます。

 次に資質・素質があるのかというテスト。

 それから、業務はどれくらいできるのかというテストをされているわけです。

 さて!我々がそのように毎日テストされているというのであれば、今あなたが中小零細企業にお勤めであったら、同じように社長に毎日テストされているということなんです。

 ただね、中小零細企業の中は、とにかく…もう本当に訓練されていないんですよ。

 正規軍のように、しっかり訓練してから戦場に送り込む!っていうことはありませんからね。

 いきなりねぇ〜、入った瞬間にAK−47とか持たされるような感じで、初日から作業をさせられるんですよね。中小零細企業ってのは。

 そして、作業をいつの間にかそこそこできるようになったっていう状態なだけであって、基本的には訓練されていないんですよ。

 結果として、報告・連絡・相談っていう上司に対しての「報連相」ができているか?できていないか?って言ったら、ほとんどの会社ができていないんですよね。

 ところが独立開業したら、この「報連相」っていうのは実はカネになるんですよ。

 カネになるから、「報連相」っていうのは得意分野じゃないといけないんですね。

 「俺、報連相めっちゃ得意!」とか最高です!だって、本当にカネになるんですから。

 例えば…みなさんの身近なところだと…ネットショップなんか報連相で稼いでますよね。

 ネットショップ…例えばAmazonにしましょうか。Amazonは報連相がまず自動化されているんですね。

 ですから、皆さん心地よく買えているんですよ。

 ネットのように自動化していることで真似れば良いのは、注文を受けましたの前に、まずは何日に届きますっていうことが買う前にもう分かっているんですよね。

 何月何日に届きますって報告があるから、「今注文すれば…今日届くんじゃん!」ってお客様は考えてボタンを押し、そしたらアマゾンはまた「注文を受付けました」って連絡して、それからもし商品に不備があったり、自分が思っていたもので無かったら相談できるようにしていると。

 アマゾンではこうやって報連相が自動化されていて、不満があったら返品もできたりします。

 実際に独立開業しても、ネットショップと同じように報連相をやっていけば取引先と上手〜く行くんですよ。

 Amazonがやっていることを、自動化ではなく手動化(笑)すれば全然上手くやって行けます。

「仕事のできる人」と他人に思わせる方法2:期限を決めたらそれまでに必ず実行する


 あとはチョット目立てば良いわけですけれど、特に指示を出す方というのは、指示を受ける方がそれをきちんと理解しているかどうかが、そもそも不安です。

 商売の基本というのは、とにかく相手の不安を取り除いてあげることでして、これは社内であっても同じなんですね。

 ですから、自分が上司の不安を取り除こうと思ったら、指示されたことはその場で書き取って、その場で一緒に期限もきちんと決めてください。

 期限は「何月何日の何時」まで決めてください。それでね、上司は安心しますから。

 さて、このやり方。

 大事なのは時間までその場で決めることです。

 この期限の決め方は実際に独立開業すると、い〜っぱい使えますから。日にちじゃあないんですよ。時間です。

 時間まできっちり決めるということをやって行って、それだけで評価が上がるんです。

 いいですか?「仕事ができる」と思わせることが大事なんですよ〜(笑)。

 訪問時間なんかも全部同じです。10時”頃”とか言ったら絶対ダメですよ。

 「10時にお伺いします」と言って、そして9時40分くらいには現地付近にいて、20分くらい時間つぶして入れば良いだけですよ。

 独立開業したら、それをみんな当たり前のようにやっているっていうことを知っておいてくださいね。

要は「先読みできるヤツ」と思ってもらえれば起業なんて簡単


 結局、他者に「できる」と認めてもらいたい時に何が問われるかというと、常に先を見せなイカンわけなんですね。

 自分たちがこういう行動を取ったら、相手はどのくらい感動してどのくらい喜んでくれてって。

 もちろん逆のパターンもありますね。相手から「お前全然ダメだ〜」みたいなね。

 そういう先読みをして、こういう行動を取ったら、相手は自分のことをダメ人間だと思うだろうなとか、そのくらいの先読みをやっぱりやっていかなきゃいけないですね。

 これが社内でできていれば、多分社内での評価が上がるし、むしろ取引先からの評価が上がっていくのが分かりますから、その時になったらね〜、独立なんかできちゃうんですよ。

 社内においても、常に志のテスト、そして資質のテスト、そして業務のテストをされていると毎日思ってね、テストにクリアしているかどうかって、いつも考えてみるのが、独立開業に対しての準備としては1番良いと思いますよ。


 
(執筆者:タナカキミアキ)

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