小さなビジネスに立ちはだかる「最強の敵」とは?立ち向かい打ち勝つ方法

 私達小さなビジネスを営む人間の前に立ちはだかる最強の敵、それはズバリ、胡散臭さ(うさんくささ)です。見込み客は最初、私達のことなど誰も知らず、どんな商品を販売しているのかすら知りません。従って、ファーストコンタクトでは、疑念、懸念、防御といった感情から入るのが普通です。どうすれば私達は胡散臭さに立ち向かうことができるのでしょうか?

小さなビジネスに立ちはだかる最強の敵は「胡散臭さ」


 こんにちは、ブリッジワークの高橋です。

 今日のテーマは、僕達小さなビジネスを立ち上げた人間が、戦うことを避けて通れない「最強の敵」です。

 僕達の前に立ちはだかる最強の敵、それはズバリ、胡散臭さ(うさんくささ)です。

 小さなビジネスは、商品を知られていない、売り手を知られていない、という状態からスタートします。

 考えてみてください。はじめて知らないモノに出会った時、僕達はどんな態度を取るでしょうか?

 大抵の場合、僕達は疑念、懸念、防御といった感情をその対象物に対して働かせるはずです。

 当然ですよね。騙されたくないですから、自分の身を防御しようとするのです。

 そう。僕達のことなど誰も知らず、どんな商品を販売しているのか知りません。従って、僕達は胡散臭さという敵に立ち向かい、打ち勝たねばなりません。

胡散臭さが生まれる要因を紐解く「メラビアンの法則」


 人がどんな部分に胡散臭さを感じるかを知るのに役立つ「メラビアンの法則」という法則があります。

 コミュニケーションにおける受け手の態度を研究した結果なんですけれども、初めてコミュニケーションを取る人がいる時、人が何に影響されるのかを表したものです。

 びっくりするくらい明確に、以下のような結果が出ています。
  • 見た目・態度:55%
  • 話し方:38%
  • 言語情報:7%
 この結果、数字からわかることは、僕達の広告、情報発信、接客がどんなに素晴らしいメッセージを持っていたとしても、見た目が悪ければ、話し方が悪ければ相手には全く届かないということです。

 逆に言えば、メッセージをしっかり届けるためには、見た目や話し方が良くなければならないということです。

 ピンぼけの商品写真やプロフィール写真、これらは一瞬にして広告を殺します。

 話し方が相手を戸惑わせるような接客や問い合わせ対応があれば、お客さんはあなたの周りからたちまち居なくなります。

 根拠のない、他人の真似をしただけの胡散臭い情報発信、これもあなたについてマイナスのイメージしかお客さんには与えません。

 これらは全てマーケティングの自殺行為であり、今すぐに修正する必要がある行動です。

自らが美しくパッケージされているか再度確認せよ


 あのダン・ケネディは、「自らを美しくパッケージしなさい」と言いました。

 何を言わんとしているのか?皆さんならわかりますよね。

 あなたが発信している情報、広告、接客、お客様とのタッチポイントを全て確認し、これら全てが「美しいもの」であるか、もう一度確認してみてください。

 どこかに「胡散臭さ」があるならば、それを撲滅すべく、今すぐ行動を始めましょう。


 
(執筆者:高橋 伸夫)

【関連記事】