生活習慣病はこれでばっちり!予防と対策のための食事療法

 ほとんどの人が、実は自分の健康を過信していることをご存知でしょうか?特に、生活習慣病は、自覚症状がない為、自分では気づかないことが多いです。ある日突然体調がすぐれなくなり、病気だと分かる・・・なんてことも珍しくありません。

 そもそも、生活習慣病は、どのような疾患があるのかご存知ですか?主なものとしては、高脂血症、糖尿病、高血圧、内臓肥満、動脈硬化症、がん、痛風、骨粗しょう症などがあります。中でも高脂血症、糖尿病、高血圧、内臓肥満は、お互いに合併しやすく、「死の四重奏」と呼ばれています。これらは、がっぺいすると、動脈硬化に進み、心筋梗塞、脳梗塞を引き起こす危険があります。

 では、それらを予防、対処するためにはどうしたらいいのか?禁酒禁煙もさることながら、今回は予防、対処法として、食事療法についてご紹介していきます。

まずは肥満予防を心がけましょう。



主菜は肉より魚を選びましょう。


魚以外の動物性脂質には悪玉コレステロールを上昇させる働きがあるので、魚:肉=2:1を心がけましょう。(魚も取りすぎると脳出血の恐れがあるため)


野菜・海藻・豆・大豆製品をこまめに摂取しましょう。


これらには、食物繊維が多く含まれてます。食物繊維は満腹感を持続してくれる作用があり、また血液中のコレステロールも低下させてくれる働きがあります。


塩分は控えめに!


塩分は自分でも気づかないうちに多く摂りすぎている場合が多いです。できるだけ控えるようにしましょう。又、食卓塩よりも、ミネラルバランスが取れた天然塩がよりよいです。

では、次に実際にどんな食材がどの症状に良いのかをご紹介します。


☆肥満 
・緑茶(身体の脂肪をとってくれる)
・こんにゃく(満腹感を感じやすい)
・納豆(栄養価もあるため、健康的に痩せられる)
・豆乳(脂肪の分解を速める)
・タケノコ(低カロリーで、食物繊維豊富)
・プルーン(栄養バランスが良く、身体を引き締めてくれる)

☆動脈硬化
・マッシュルーム(血液内の余分なコレステロールをとる)
・牛乳(血圧を安定させる)
・豚のヒレ肉(脂肪分が少ない為、脳動脈硬化を防ぐ)
・ごぼう(血中のコレステロール値を下げる)
・小松菜(善玉コレステロールを増やす)
・クコ(毛細血管がもろくなるのを防ぐ)
・夏みかん(血管の抵抗力を強め、結合組織を丈夫にする)

☆糖尿病
・マーマレード(消化吸収を遅らせる)
・しいたけ(新陳代謝をさかんにする)

☆脳卒中
・まぐろ(血栓の発生を防ぐ)
・ジャガイモ(ビタミンB群が豊富)

☆心臓病

・たまご(血圧調整をしてくれる)
・びわ(心臓に負担がかからない)
・らっきょう(維持代謝を活発にする)

等々・・・

いかがでしたか?以上のことを、念頭に置いていただけたら幸いです。食生活を見直すだけで、生活習慣病を防ぐことができます。健康的な毎日を手に入れるために、今一度自分の生活について考えましょう。目指せ病気0!!です。