2020年6月合格目標・統計検定®試験対策講座　春コース　準１級対策　(全２回)

このセミナーで学べること

準1級試験では、統計学を実際に活用する力が問われます。そのためには、様々な統計手法を身に付け、問題に応じて適切に使い分ける力が必要となります。 準1級試験対策を効率的に行うためには、過去問をしっかり研究すると同時に、必要な知識を網羅的に学習することが必須です。
本講座では、これまで多くのデータサイエンティストを育て、データ分析講座や統計検定®対策講座など豊富な教育経験を持つTheROOM Laboratory株式会社　代表取締役の大平 紀之氏を講師に迎え、 統計検定®準１級対策として必要かつ十分な内容の講義を提供いたします。
統計検定®２級レベルの力を持つ人を対象に、過去問演習を行いながら必要な知識やテクニックをしっかり身に付けます。 実務で統計学を駆使するプロの講義をこの機会に受講して、準1級合格をぐっと手元に引き寄せましょう。

本講座は、シグマインベストメントスクール教室での対面受講のほか、PCやスマホ、タブレットを使って受講できるオンライン講座もご用意しています。
講義を収録した動画をアーカイブとして、講義の数日後から視聴できるものです。 忙しく時間がとれない方、遠方の方も受講しやすい環境を整えています。

【日程】
1. 2020年 4月 5日（日）　10:00～17:00（6時間、昼休憩1時間）
2. 2020年 4月12日（日）　10:00～17:00（6時間、昼休憩1時間）
※開始時刻の30分前より、入場できます。

【カリキュラム】
第１日目：統計検定®準１級（2019年）の過去問演習をしながら、統計検定®準１級の中級レベルの知識を
　　　　　解説します。
第２日目：統計検定®準１級（2018年）の過去問演習をしながら、統計検定®準１級の中級レベルの知識を
　　　　　解説します。

＜解説項目＞
【１】 数理統計学入門
1. シミュレーション： モンテカルロシミュレーション、ブラウン運動、マルコフ連鎖モンテカルロ法 、
2. 推測統計、推定・検定： 推定量の性質、区間推定、z検定、t検定、相関性検定
3. 分散分析ANOVA： ANOVA tableとF検定
4. 重回帰分析： ANOVA tableとtによるLocal Test、FによるGlobal Test、多重共線性
5. 主成分分析： 固有値、固有ベクトル
6. 時系列分析： 自己相関、自己回帰モデルAR、ARIMAなど

【２】 統計数理
1. 確率分布：密度関数、分布関数、生存関数、同時分布と周辺分布、モーメントと分布の形状、種々の確率
　分布（幾何、負の2項、多項、指数、非心、ガンマ、ベータ、コーシー、対数正規、2変量正規含む）の振
　る舞い、 条件付密度関数、モーメント母関数、確率母関数、中心極限定理、再生性、変数変換と線形結合
　の分布、極限定理・漸近理論（大数の弱法則、少数法則、中心極限定理、極値分布、連続修正、デルタ法
　など）
2. 統計的推定／仮説検定：十分統計量、順序統計量、最尤法、モーメント法、フィッシャー情報量、最尤推
　定量の漸近正規性、一様最強力検定、尤度比検定、適合度検定、独立性検定
3. データ解析手法：回帰分析の注意点（誤差の系列相関、不均一分散、ダミー変数等）、回帰分析の応用
　（ロジスティック回帰、一般化線形モデル、対数線形モデルなど）、 分割表の解析（カイ二乗検定、フィ
　ッシャー検定、オッズ比など）、多変量解析（判別分析、クラスター分析など）、ノンパラメトリック検
　定（符号検定・順位和など）、 不完全データ（欠損、打ち切りなど）、ベイズ法

※カリキュラム内容は一部変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

【教材】
配布資料
　講師作成の講義レジュメを当日配布します。
過去問
　本講義では、2019年、および、2018年試験問題を使用します。各自ご用意いただき、各回の講義時に持参
　してください。
　　　統計検定®準１級（2019年6月試験）【問題】および【略解】
　　　統計検定®準１級（2018年6月試験）【問題】および【略解】
　　　　※３月刊行予定の公式問題集に収録