熱設計なんでも相談室　第33回オープンセミナー

第33回熱設計なんでも相談室オープンセミナーでは、熱設計を行うに当たって不可欠な２つの要件、「温度予測手法」と「対策ノウハウ」に絞って解説します。
　1日目は手計算とEXCELによる温度予測です。CAEが普及し、シミュレーションに頼り切った設計者を見かけますが、伝熱基礎式を理解して自分で計算することにより、初期段階で「温度を満足する設計パラメータ」を決定することができます。
　2日目は設計者が知っていなければならない基本原則・ノウハウについて解説します。温度が予測できても熱設計はできません。設計には常套手段や定石があります。これらを身に付け「使える手段」を増やすことによってはじめて有効な放熱手段を講じることができます。ここでは特に重要な50項目に絞って簡潔に解説します。
　設計力（立案）と分析力（解析検証）の両輪を身に付けることを目的とした2日間のセミナーになります。
　セミナーではＡB両コースともThermocalc2014のフルバージョン(永久ライセンス)、伝熱計算シートを配布します。また事前に伝熱の基礎を解説した予習テキストを配布します。講義は実践にウエイトを置きます。