伊藤 哉

コア技術を見極める製造業専門のコンサルタント

全国の中小モノづくり経営者から信頼され、頼られる力強い相談役になれるよう日々精進している技術系のコンサルタント。困難に直面しても何とか乗り越えようと果敢に課題へ挑戦している中小製造業の経営者を縁の下で支え、黒子役を演じながら、的確なアドバイスと指導によって、経営者をその望む方向へ導く羅針盤のような存在になることを目指している。

製造業専門の工場経営コンサルタント。金属工学の専門家で製造/生産技術、生産管理、IEにも詳しい。エンジニアの視点で課題を設定して結果を出し、工場で儲ける仕組みを定着させる手法が現場や経営者から評価されている。
大手特殊鋼メーカーで20年近く、一貫して工場勤務。その間、エンジニア、管理者としての腕を磨く。売上高数十億円規模の新規事業の柱となる新技術、新製品開発を主導し成功させる。技術開発の集大成として多数の特許を取得した。
家族の事情により大手企業を退職後、複数の中小製造業へ転職。現場での実務を通し、会社の大きい、小さいに関わらず、どんな現場にも独自の強みがあることを実感する。中小現場での生々しい経験がノウハウ体系化に大いに生かされている。
強みと未来を見据えた指導に特徴があり、特にエンジニア視点で工場独自の「コア技術」を的確に抽出し、儲ける工場経営につなげるのを得意とする。経営分析やコスト分析に基づいた弱点補強を趣旨とした一般の経営コンサルタントとは一線を画する。
細かい数字の分析をやる暇があったら、まずコア技術の見極めを行って、強みを把握するべきと主張する。「工場経営はコア技術に始まり、コア技術で終わる。」を信条とする技術系のコンサルタントである。
「工場経営の本質は自分の想いを、他人を通じて実現することにある」との信念に基づき、氏は現場からやる気を引き出すことを重視する。これ抜きにしてカイゼンや他の現場活動を展開しても全く意味をなさないと断言する。
多くの若手人財を育てた経験を持ち、良い仕事をするには良いチームが絶対に必要であるとの想いも強い。モノづくり技術系のコンサルタントであるが人財の育成にもこだわる。
技術立国日本と地域のために、前向きで活力ある中小製造企業を増やしたいとの一念で、中小製造業専門の指導機関・株式会社工場経営研究所を設立。現在、同社代表取締役社長。1964年生まれ、名古屋大学大学院工学研究科前期課程修了。技術士(金属部門)。