昔、近所の高校のグランド脇を通りかかった時、

夏の炎天下にもかかわらず、ランニングをして汗びっしょりの高校球児がいた。

この球児は、暑いはずなのに、なぜ走っているのか？ふと、立ち止まって考えてしまった。

僕なら
「1000円差し上げますから、１時間ランニングしませんか？」と誘われても、たぶん断る笑

では、なぜ、この高校球児は、「無給」なのに、自らすすんで、走っているのだろうか？
ここに、「やる気」の秘密が隠されているのではないかと
考えた。
この球児を突き動かす、「やる気の出方、出し方の源」は何かを勝手に推理していくと、
1.甲子園に出たいという　『夢・目標』

2.自分のせいで負けたと言われたくないという　『責任感』

3.将来はプロになって、母親を楽にさせたい！　（今時、こうい
う例は滅多にないと思いますが・・・）　『ハングリー』

4.他の球児に、自分のポジションを取られるのではないかという『危機感・競争意識』

5.甲子園に出て、片想いの彼女に褒められたい、　近所の人から一目置かれたいという『認知欲求』

6.他校のライバル球児に負けたくないという　『プライド』

こういったことが、苦しい練習にも耐えさせているに違いない。これを応用して設定していくことが大事だろう。
しかし、「やる気」について今まで心理学の本を何冊も読んだが、まだよくわからない。

やる気を科学的で理解することは難しいだろうな。