2017年5月15日 08:52

管理職は知恵のある人

「債権回収流ビジネスコーチ」ヒューマンパワー・リサーチ代表の森 真一です。

管理職のマネジメント研修でお話ししているメッセージをお伝えします。

これは、私の著書「管理職に贈る100のメッセージ」から引用しているものです。

あなたは、仕事で良い知恵を出していますか?

「知識」と「知恵」の違いを説明できますか?

「知識」は学問などで覚えた内容で、「知恵」は経験により体得したやり方です。

例えば、お金でいえば「知識」が現金で「知恵」がその預金の使い方みたいなものですね。

会社で本当に必要なのは、「知識」ではなく「知恵」です。

一流大学を卒業した新入社員であれば「知識」だけなら豊富にあります。

けれども、「知恵」が無いので仕事を進められません。

ゆとり教育世代の若者であれば、「衣食住」が満たされて、情報も容易にインターネットから収集できます。

だから、自分の頭で考えて行動する訓練が圧倒的に不足しており、いざとなるとまったく「知恵」を出せません。

会社の中で、最も「知恵」を必要とするのが管理職です。

だから、経験豊富な管理職こそ「知恵」を生み出す人にならなければいけません。

もっとも、「悪知恵」ばかりでは困りますね。

さあ、今日から知恵のある人になりましょう。