質問の傾向でパッとバレる仕事のデキる人・仕事のデキない人

 デキる人とデキない人の差はどこにあるのか?と考えるのはとても重要なことです。いつの間にか、無意識の内に、あなたもデキない人の側に立っている場合があるからです。二者の差を生むのは、ズバリ質問力です。デキない人は常に他者に対して、「How to」を求めますが、デキる人は「Why」という質問を好みます。動機や意味さえ理解できれば、自学自習を始められるからです。

デキる人とデキない人の差はどこにある!?


 今日は、「デキる人とデキない人の差はどこにあるのか!?それは質問でわかる。」というテーマでお送りします。

 いますよね、周りにも。とにかく何かをやったら、どんどん成果を上げていく人。一方で、何をやらせても、何一つ成果を出せない人。

 デキる人とデキない人の差はどこにあるのか?と考えるのはとても重要なことです。

 というのも、いつの間にか、無意識の内に、あなたもデキない人の側に立っている場合があるからです。

 デキる人とデキない人の差はどこにあるのか?と考える時に、多くの人はスキルや経験、知識の差だと思いがちです。

 では、あなたの思い浮かべるデキる人は、本当にあらゆることに長けた人ですか?

 ホームページも一流のものが作れて、リアルの販売もできて、おまけに技術もピカイチで超一流の人格者だと…そんな人はそうそういないはずです。

 これらのスキルや経験、知識以上に、迅速に判断がデキる、飲み込みが早く、とにかく実行できる、そんな人があなたの思い浮かべるデキる人ではないでしょうか?

 実は、デキる人とデキない人に天地の差を生み出しているのは、「質問力」なのです。

質問の傾向でパッとバレる仕事のデキる人・仕事のデキない人


 デキない人がどんな質問を好むかというと、「どうやったら〜デキるようになりますか?」という質問を典型的に好みます。

 たとえば、「島倉さんは◯◯というツールを勧めていますが、どうやったら自分も導入できるようになりますか?」という類の質問です。

 いわゆる、「How to」系の質問ですね。

 一方で、デキる人がどんな質問を好むかというと、「なぜ〜を私はするべきなんですか?」という質問を典型的に好みます。

 これは、「Why」を投げかける質問です。

 なぜ?という背景を質問してくる人は、自分がそれを行うべき動機を常に探しており、もし動機が見つかれば、どうやってやるかは自分で調べて解決できます。

 一方で、どうやったらデキるの?と、そればかり聞いてくる人の殆どは、聞いておいて実行しない傾向があります。

 自分がなぜそれをやるべきか?意義やを理解してないからです。ぶっちゃけ「How to」なんて、ググれ!という話なんですよ。

 大事なのは自分の行動の意義や必要性を理解することであり、それさえ理解できれば、「How to」なんてどうにかできますから。

「Why」を投げかける人は自学自習で行動できる人


 勉強も同じですけれど、1個1個の細かい知識を覚えるよりも、なぜその答えになるのか?という背景や、答えに結びつくまでの流れを知ったほうが、知識を習得しやすいものです。

 全てそうですけれど、なぜそれをやるべきか?どういう位置づけで今やったら良いのか?というのを理解しなければ、手を動かし足を動かす行動には結びつきません。

 デキる人はそれをわかったうえで、「Why」を常に投げかけます。

 理由や背景さえ抑えれば、自学自習で行動を開始できる人は、どんどん知識も経験も、ノウハウも溜まっていき、結果として周囲からデキる人とみなされるようになっていきます。


 
(執筆者:島倉大輔)

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