井澤信親

専務をクビから60過ぎて経営コンサル起業成功

正統派の経営コンサルタント・オフィスIZAWAの井澤信親さん63才。早稲田大学卒業後、ベスト電器入社。店頭小売経て、社長秘書・会長秘書を歴任。その後はシンガポールやインドネシアの海外担当。「人生は一度。サラリーマンになったからには社長を目指す」と2010年には代表取締役専務に。が、その頃には元国内ナンバーワンだったベスト電器はガタガタの負け組で、井澤さんも内紛2ヶ月で解任。クビ。57歳で無職のニート。なんちゃってコンサル「オフィスIZAWA CEO」の名刺で財界の各社を廻るも居留守や無視される。サラリーマン、辞めたらタダの人。の頃、私、栢野も会ったが、当時の井澤さんは自信も意欲も元気もなく、口を開けばマイナス思考と愚痴ばかり。「あー、典型的な、高学歴大企業元管理職の肩書きだけで使えない人だ」と思っても口に出さず、「人には無限の可能性がある。井澤さんはやれますよ」とお世辞。が、あれから5年。今や井澤さんは正統派の経営コンサルタントとして、常時10数社の顧問や取締役と大活躍。60過ぎた使い捨ての元サラリーマンに、一体全体、何が起きたのか?

60過ぎた使い捨ての元サラリーマンに、一体全体、何が起きたのか?5月に井澤さんのビジネス人生を1時間聴く機会があったが、参加者も私も大いに感銘感動した。今回はその拡大3時間。専務にまで登りつめたサラリーマン成功人生と、その後の浪人ニート時代から経営コンサルとして成功したキッカケとプロセス、さらに数十社の顧問経験として、成功する経営者失敗する経営者など、質疑応答含めてたっぷり少人数で。