柳原 清子(やなぎはら きよこ)

「一単位としての家族を看護すること」「現場のために」を理念に掲げた柳原清子先生の講義です。

金沢大学医薬保健学域保健学系看護科学・家族看護学
がん看護学准教授

1976年、金沢大学医療技術短期大学卒業。
その後明治学院大学等で、学部から大学院まで社会学を学び、社会福祉学博士をもつ。看護師の臨床経験(訪問看護含む)約15年以上の後、1994年より日本赤十字武蔵短期大学、新潟青陵大学、新潟大学で老年材委託看護、終末期看護、がん看護、家族看護を担当する。
2008年より東海大学で家族支援CNS(専門看護師)、がん看護CNSの教育を行う。      
2015年1月より現職。石川県生まれ。

主研究テーマを「がん・終末期・家族」をキーワーズとしており、長年「家族の悲嘆研究」を行ってきている。一方で、CNS(専門看護師)の教育を通して、実践家が持つ臨床知探索と在宅を含む看護臨床における「コンフリフト(もめ事)」を解決していけるスキルの開発が重要と考え、家族ケア研究所の渡辺裕子氏と共に「渡辺式」家族アセスメント/支援モデルの開発に携わってきた。

著書に『あなたの知らない家族』(医学書院)、『渡辺式家族アセスメント/支援モデルによる「困った場面課題解決シート」』(医学書院)がある。