濵田 桂太朗氏(株式会社ユニティ 代表取締役)

制度の理解とスタッフの意識統一&企業・地域へのアクション

株式会社ユニティ代表。

鹿児島県出身。神村学園医療福祉専門学校作業療法士学科卒業後に作業療法士の資格を取得。医療法人クオラクオラリハビリテーション病院にて3年間回復期、通所などで勤務。平成17年に有限会社リハシップあいに入職し、4年間デイ、訪問で勤務。平成21年に株式会社ユニティを設立し代表取締役となる。リハビリテーション・看護・ケアの専門家がチームで「住み慣れた自宅・地域」で末永く生活していけるためのリハケアデイを4事業所運営している。

- 社会参加活動を実践する際のポイント -
・制度の理解とスタッフの意識統一(ベクトルを合わせる)
・高齢者の「出来る」ことを評価する工程分析(細目動作)
・企業や地域へのアクション

- 社会参加活動を行うことによる効果 -
・参加活動による、総合的な動作の確認や自宅動作のリアル動作となる
・私たちが施設では想定していない行動や感覚・つながりが見られる
・IADL動作の改善が相互作用である
・家族や関係機関が「その方」の見方が大きく変わる

- 講演のポイント -
「参加」は、ICFで考えると「心身・活動」にはない「相手がいる・誰かがいる」が存在している。重度でも軽度でも認知症でも出来ることは必ずある。

- メッセージ -
私たちも社会参加の形がこれでいいのかを毎日模索中です。通所の業務や状況により「したくてもできない」事も多いと思います。私たちもそうです。なので一緒に考えられる研修にしたいと思います。