弘典

密教僧

真言宗僧侶・泉光寺住職・法得寺副住職

 密教寺院のお寺の長男として生まれる。父方の祖父(真言宗)、母方の祖父(曹洞宗)の僧侶としての生き方に憧れ、身近に仏教に関心を持つ環境に育つ。

 子供の頃から宗教的世界に興味を示し、「心の探求」から様々な著書を読み漁る。

 禅宗系の大学での座禅の経験から「坐る」ことに関心を懐き、「瞑想」について密教の瞑想に限らず、テーラワーダやハタ・ヨーガ、チベットの瞑想法など様々な諸師を師事し研鑽する。

 人の心の内や運勢や未来など、直接観察することのできないものを判断することに関心があり、命・卜・相について独学から師について学ぶ。

特に趣味として、密教占星術、インド占星術を求道し、新たな理論を模索中

京都の醍醐寺にて四度加行・伝法灌頂を受法。おもに事相を求め各流の一流を受法し、南山進流一流、梵字・悉曇灌頂を受法する。

また、現代の「心の病理」の環境的要因、虐待やネグレクト、機能不全家族などの要因から「心の病」に苦しむ方を目の当たりにし、科学的側面からも向き合いたいと思い心理学を再度大学で学ぶ。

浅学の拙僧の身でありつつ、少しでも「心の拠り所に」と「今のお寺の役割」を試案する。

 趣味のインド哲学を通じて「心の探求」は続くが、日々、行住坐臥謙虚に五明を極めるため求法中。