関廣義

『カリスマ経営塾』主宰

私は20有余年、企業のコンサルティングに携わってまいりました。その中で特に感じましたのは人材育成と動機づけの大切さです。
企業は儚さと力強さの両面をもっております。低迷し露と消えてしまう会社もあれば、力強く限りない成長を遂げていく企業もあります。その分水嶺は動機づけを基礎とした粘り強い人材育成ができているか否かということです。
方法さえ適切であれば動機づけは一瞬で可能です。その動機づけられた状態を継続し、息の長い人材育成に結びつけることが企業の体質を強化し成長しつづける唯一の方法です。
そのため経営者は自らカリスマ性を持った教祖にならなければなりません。
人間性にかなった大義名分のある理念を持ち、社員にやりがいのある夢を与え、自分の思いを伝える伝導師を育てることが肝要です。
管理者は経営者に感情移入し、真の分身となり、自ら成長しかつ部下を動機づけて成長させなければなりません。又一般社員は働く意義を深く理解し、大きな夢を持ちその実現に向け全力投球することが求められます。更に動機づけの必要性は個人のみに止まらず、部門、会社全体にも及び、その結果、個人・部門・会社の三位一体の成長が達成されます。
私たちはBIS研修を中心とし、これらの課題を追求してまいりました。今後とも人材育成と動機づけをテーマとして更に範囲を拡げかつ深く掘り下げるべく精進してまいる所存でございます。何卒、ご愛顧の程お願い申し上げます。

早稲田大学第一法学部卒業後、大手証券会社に入社。
その後、老舗中堅商社専務取締役、日本LCAを経て平成3年3月に当社を設立。
「夢ある企業を価値ある企業に、価値ある企業を夢ある企業に」を経営理念とし、従業員に夢を与えられる企業の支援をしたいという思いからコンサルティング活動を行っている。
特に、幹部・管理者の自己革新を促す管理者育成研修(BIS研修)において豊富な実績を有し、携わった関係会社は、既に500社を超えている。
永年の独自・独特かつ実践的なコンサルティング活動の中から、“企業の成長にとって如何に社長の分身づくりが重要であるか”を痛感し、そのノウハウを“企業の原理・原則”として体系化。「カリスマ経営法」の名で提唱している。
熱血かつ妥協を許すことのないその指導法、および人間味溢れる語り口調と魂のこもった言葉に対して、多くの経営者が共感と賛同の意を寄せている。
○著書「非常時のリーダーシップ カリスマ経営塾」(中経出版)