土田和歌子

車いすマラソンの第一人者

日本人初の夏冬パラリンピック金メダリストであり、パラリンピックに8回出場したレジェンド。
偉業を成し遂げるまでの紆余曲折、ひとりの女性としての結婚・出産・子育てとの両立など、無敵のハンディキャップの底力で全ての人へ勇気や元気を与えます。

高校2年生の時に、友人とドライブ中、交通事故に遭い車いす生活となる。
1993年アイスレッジの講習会に参加したことをきっかけに、日本で最初にアイスレッジスピードレースを始め、1998年長野冬季パラリンピックでは1000m、1500mで金メダルを獲得。
100m、500mでも銀メダルを獲得した。
1999年から車いす陸上競技に転向。2004年アテネ夏季パラリンピックでは5000mで金メダル、フルマラソンで銀メダルを獲得し、日本人史上初の夏・冬パラリンピック金メダリストとなった。
2008年北京、2012年ロンドンの両パラリンピックではレース中のアクシデントにより結果を残せず、迎えた2016年リオデジャネイロパラリンピックではトップとわずか1秒差の4位でフィニッシュ。
2017年からはパラトライアスロンシリーズ横浜大会を2連覇、同年の世界選手権(ゴールドコースト)では銀メダルを獲得した。
東京2020オリンピックでは開会式で聖火ランナーを務め、マラソンで4位、トライアスロンで9位となった。