皆様こんばんは、企業参謀の長山宏です。
今月は"ミッション"に関して考えますが、今回はミッションに関する一刀両断をお送りします。

ミッションとは使命です。
経営者にとってのミッションは自分が生まれてきた意義を事業・経営を通じて具現化していく場合の目標です。
具体的には社会の課題、顧客の課題そして社員の課題解決を通して具現化していきます。

実はこれがはっきりしており、それが経営すべき仕組みとして「完全な分業体」で設計されて、
各人が自分の役割を認識して責任をもって具現化できる体制を運用するのです。各人の役割が関係者で共通認識になっており、動機づけされて、自己責任で達成する。もし達成できなければ周りが許してくれない。
そんな状態を設計、整備、運用するのが経営者の役割です。

ここで大事なのは各社員が動機づけされて自己責任で仕事に向き合える状態を作れるかです。
ここでミッションが最重要になります。ミッションに共鳴した人と会社という共同体を作り、役割分担して、ミッションを具体的な仕事を通して具現化していくのです。
つまりミッションが無ければ経営が定まらないのです。目的が定まらないので目標も定まらないし、設計図も書けない。当然組織の設計も出来なければ運用も出来ません。モヤッとした考え方では、あっちヘフラフラ、こっちへフラフラで社員はどうしたらよいのか迷い迷走せざるを得ません。
ミッションが定まっていれば必ずそちらに向かって時間はかかっても必ず収れんして行きます。

ミッションは定まっていますか？これなくしては社員の幸せは作れません。

あなたはいかがですか？