皆様こんばんは。
企業参謀の、長山宏です。
今回は事業戦略の経営問答の１回目です。
ベンチャー起業家で創業当初はうまくいっていても、途中で停滞してしまう起業家へ向けてのメッセージとして受け止めてください。

事業家は投資と深い関係があります。
常にどこに事業チャンスがあるかを探りながら世の中を見ています。
そして「この困り事に対してこのような商品・サービスを作りこのように供給すれば
儲かるだろうか？」と考えて投資とその収支を考えて常に事業収支を考えている人です。

つまり社会を市場とみてその市場で如何に事業を展開していくかを考えている人ですので、ポイントは以下のようになります。
・事業になりそうな問題はあるか？
・それはどうすれば事業になるか？
・市場は出来るか？
・市場規模はどれくらいか？
・投資はどれだけかかるか？
・投資効果はどうか？
・収支はどうなるか？
・市場はどのくらい続くか？
などです。

それに対して一般の社長は事業という見方をせずに商売とみて市場概念や市場規模、投資しながらの成長の方程式をあまり明確に意識しません。
ですから途中で停滞してしまってもその打開策がなかなか見えなかったり、その市場に見切りをつけてほかの市場に出ていくという判断がなかなかできないのです。

実は株式を上場するという事はこちらの世界に行くことですので、このような発想に変えていく必要があります。

なぜなら上場企業は社会の公器であり投資家が投資したくなり、儲けていただく必要がありますので、永遠の成長が必要だからです。

事業環境を市場発想で見て投資発想をしていきましょう。
ただしあくまで「どう貢献できるか？」という社会貢献、顧客貢献、社員貢献の立場をとりましょう。
「自分が儲かるには？」という自分発想はいけません！
その点はくれぐれもお忘れなく！