皆様こんばんは。
企業参謀の長山宏長山宏です。

今回は調整に関する経営問答をお送りします。
技術サービスを提供している会社では、技術者の稼働率が直接収益と関係しますのでいかに稼働率を上げるかが経営課題になります。
そのために一般的にはアサインメント会議を行いながら、案件の難易度を考慮し人員の１００％稼働を目指します。
今回はその際に押さえておかなくてはいけないポイントを問われた質問です。

以下３点に気をつけていただければ幸いです。

1.人員数は一番仕事が少ない月の仕事量で１００％稼働になる人員数を確保して忙しいときは人員の不足分は外注で確保する。

2.忙しいときに外注先が人員を出してくれるには外注先も自社物件を優先させたいので、それでも出していただける方策が必要です。
それは教育です。
外注先に対してまで教育を施し、忙しい時に人員を出していただける信頼関係を構築する。

3.アサインメント会議は案件の決まり具合に応じてスポット案件の特急枠を設けながら出来れば２段階で案件への人員アサイン、調整を行いたい。
ここで注意すべきは声の大きい人が優秀な人員をとって言ってしまうことです。
そうならないように案件の難易度、リスク、重要性を加味しながら、虎の子の人員をうまく配分できるようにあるべき論で配置しましょう。

どこの会社でもいいところ出来る人間は５０％程度です。
それを如何にうまく配置させながらすべての案件で満足していただける人員配置を目指しましょう！