私自身が、トヨタカローラの営業時代に、上司から言われたことです。

営業マンは、自分のスタイルを作れ。
そして、何度も言われ続けたのが、
「トヨタの竹井ではなく、竹井のトヨタに成れ」
でした。

私が家業（自動車整備業）を継ぐときに、トヨタ時代の顧客を連れていきなさい。
お客様がついてきてくれるような営業をして、人間関係を作りなさい。
他の先輩方にも言っておられましたが、日産へ変わったらお客様は日産車に乗るという営業をしろと。
欲しい車が売っているから購入してもらうのではなく、
お前が売っている車だから購入してもらうように。

NLPを学んだ時に、その意味がすごく解りました。

お客様が珈琲を飲めば、そのタイミングで飲む。
お客様がタバコを吸えば、そのタイミングで吸うということを指導されました。
実はそれって、ミラーリングです。
優位感覚やバックトラッキングなども使っていました。
経験の中で身についたのと、意味も解らず教えられて行っていたのと。
NLPの中にはすべての要素がありました。
そして、その意味を知ったときに、ただ使うのではなく応用が出来ると感じました。

優位感覚によって営業スタイルは変わります。

どんなお客様にも対応している先輩を見てすごいなって思っていましたが、
NLPを習った今なら、それが出来ることがわかります。
実践心理学と言われるNLPの言われる理由がわかります。
話す順番を入れ替えるだけで、すごく効果が上がるということも知りました。

100円のボールペンを渡すタイミングが大切です。

返報性を如何に利用するかも一つのテクニックです。
脳の7つの癖を知ることは、営業にとってはすごく重要です。
そして、「保険」「車検」など形のないものの販売。
「サービス」なども同じですね。
お客様は、どのようにして感じ取っているのかを知ること。
そして、どう感じてほしいかと言うゴール「NLPでいうアウトカム」を作り、
お客様に、感じてもらう技術を身に着けること。

私に経験と、NLPを学んで知ったこと・・・
さらには、営業につけるスキルなどを、この本では紹介しております。
営業にとっては、必須の1冊になってくれると思います。