草柳和之

領域を超えて行動する心理臨床家

講師は、精神科医療機関・自治体教育相談・保健所・開業臨床など、幅広い臨床経験を25年以上重ねてきており、長年、専門学校や大学の講師として、カウンセリングや臨床心理学の領域を教えてきた。共著を含み、これまで12冊の本を執筆する。国の研究機関・家庭裁判所・自治体・大学・学会・弁護士会・職能団体・民間団体等から、一般向けの講演、専門職や研究者の研修依頼も膨大な数をこなす。内容も、いじめ問題・セクハラ防止研修・事例検討・DV問題研修・カウンセリング研修・アートセラピー研修・その他、メンタルヘルス領域の内容を幅広く提供してきた。また、余技のピアノを活かして、メンタルヘルス問題をテーマに合わせた音楽をピアノ演奏し、楽しみながら知的刺激を堪能していただく講演も実施してきた。

メンタルサービスセンター代表・カウンセラー. 大東文化大学非常勤講師.日本カウンセリング学会東京支部会・運営委員.
長年、箱庭療法では、(社)日本産業カウンセラー協会を中心に研修やワークショップを担当し、好評を得てきた.近年は虐待・DVの分野の臨床に力を尽くし、我が国で初めてDV加害者更生プログラムの体系的実践に着手,20数年におよぶ臨床実践と研究を重ねる.その活動は、TV・新聞・雑誌等のマスコミを通じて広く紹介される.
著書『ドメスティック・バイオレンス』(岩波書店)、共著『標準 音楽療法入門 下』(春秋社)、『平和を創る心理学』(ナカニシヤ出版)、他多数.文部省(当時)委嘱DV啓発小冊子を共同執筆.
世界的に活躍する作曲家・野村誠氏にDV根絶を願うピアノ曲を作曲依頼し、草柳氏自らピアノを弾いて、音楽によるDV防止キャンペーンを展開している。その演奏活動は、国内の講演・シンポジウムだけでなく、韓国・中国での平和のためのイベントの際に、「世界の平和は家庭から」と題し、広がりを見せている。

《資 格》
日本カウンセリング学会・認定カウンセリング心理士.
NLPマスター・プラクティショナー.
ブレインスポッティング〈脳内のトラウマ体験記憶の処理を促進する特殊療法で、パニック発作・恐怖症など幅広く効果がある、全く新しいタイプの心理療法〉~phase①②修了者.

《受賞歴》
長年のDV問題を中心にした先駆的取り組みが評価され、公益財団法人・社会貢献支援財団より、平成27年度社会貢献者表彰を受賞した.

《所属学会》
日本トラウマティック・ストレス学会会員,日本カウンセリング学会会員,日本犯罪心理学会会員,日本心理劇学会会員,日本外来精神医療学会会員,日本女性学会会員.日本音楽療法学会会員.