2017年10月25日 18:34

25日(水)の東京ゴムは、上海ゴム高受けて急反発。

2017/10/25 12:26
 ドル=円相場は113円90銭台で始まったが、113円97銭で止まり114円台が付かなかった。その後、113円70銭台へ円高に転じたあと、再び113円90銭台へ円安になっている。

 東京株式は、きょうも高い。113円台後半の円安を受けた活発な買いに高寄りした。その後も買いが継続して、日経平均は21,921円へ続伸。しかし、その後は手仕舞い売りに反落して、前場は25円高の21,830円で終えた。

 東京商取の金は、前日のNY金の小幅安と、113円台後半の円安との綱引きになったが、やや売り優勢の相場になり、正午現在は2~12円安。白金もNY白金の小幅安と円安の綱引きとなったが、売り優勢の相場になって8~13円安。

 石油はNY原油など海外原高と、114円に接近する円安を受けた買いに大幅に上伸した。ガソリン、灯油は600円超高となり、原油は700円超高となり、ともに直近の戻り高値を更新した。

 東京ゴムは、上海ゴム高を受けて急伸。期先限月が200円台を回復した。

 上海ゴムの夜間取引(24日)は、売り優勢の取引が続き、低調に推移した。中心限月の1月限は30元安の13,460元。高値は13,495元で、安値は13,215元だった。

 昨日まで『中国共産党大会』が開催されていたことから、上海ゴムは同国の投機筋の参加が控えられていたため低調な取引で、一定範囲の小動きが続いてきた。
 24日で大会が終了したので、早ければきょうの相場から、この一週間と違った動きが出てくると見通されている。
 
 きょうの午前の相場で。早くも反発の動きが見られる。1月限が13.600元を超える反発に転じている。
 このまま推移すれば、東京ゴムは久し振りに活発な買いを集めて急伸する可能性が強い。
 今週末に向けて、中国筋の動向に注目しなければいけないし、同時に上海ゴム相場の動向にも目が離せない。
 
 きょうの東京ゴムは出来高が薄く、10時ごろまでは小動きで推移していた。しかし上海ゴムが堅調に寄り付いたあと、続伸したニュースを受けて買い気が強まり急伸する場面になった。10月16日の204.2円以来の202.0円高値を付ける相場になり、一週間ぶりの高値を付けている。

 この結果、17日以降の約一週間の、安値もち合い相場から上放れとなったが、日足チャートは完全な底入れ→ボトム固め完了→出直り基調に転じたーとみられる型である。
 出直りに転じたとなれば、234.7円から193.5円までの下げ幅41.2円に対するフィボナッチの0.382戻しの209.2円への反発を予想する。
 目先狙いで強気してみたい。
【オスマン】